研修について
初期臨床研修(1~2年次)
病態制御内科の初期臨床研修は、群馬大学附属病院の臨床研修センターに協力し、内分泌糖尿病内科、呼吸器・アレルギー内科、消化器肝臓代謝内科を担当しています。1ヶ月単位でそれぞれの科を選択できます。また、他病院との「たすきがけ」で研修することも可能となっています。
各専門内科とも、教授廻診や新患カンファランスに加えて、臓器別の廻診やカンファランスが毎週行われています。さらに特に検討を要する症例については、看護チームも含めたカンファレンスを行い、「患者さん目線に立った医療」を提供するよう努力しています。
ですから、将来の希望科に関わらず、上記のようなきめ細かい充実した研修環境のもとで、プライマリーケアーに必要な知識や技術の修得が可能です。
特筆すべきは、指導医には、全国レベルでの「診断治療ガイドライン」の策定や「厚労省の研究班」の班員も多く、内分泌代謝疾患、呼吸器・アレルギー疾患、消化器・肝臓疾患の最新の専門的知識と技能について直接指導を受けることができます。
さらに2年次の研修では、初年度の研修を活かし、内分泌糖尿病内科を目指す人には、甲状腺エコーやエコーガイド下穿刺法、呼吸器・アレルギー内科では気管支鏡、消化器・肝臓内科では内視鏡専門医が内視鏡技術の基本技術を修得できるよう指導しています。
3年次以降の研修
3年次からは、大学内や他の病院で初期研修を終了し本格的な内科医を目指す皆さんが内科専門医の取得ができるよう目指します。
大学病院で後期レジデントとしてさらに専門性を高め学習することもできますし、県下に複数ある旧第一内科の連携病院で、初期臨床研修で修得した知識や技術を実践していくことができます。
4年次以降はさらに専門性を高め、各種専門医を取得できるよう大学病院や連携病院で研修体制が整っています。
また、4年次以降のいつからでも大学院に進学し世界的レベルでの研究活動を行うこともできます(詳細は大学院のホームページ:http://www.med.gunma-u.ac.jp/exam.html)。大学院履修期間も臨床を忘れず、高収入が得られるよう連携病院で定期的に外来や検査を続けていきます。
さらに、希望者には米国を中心に、NIHやハーバード大学を始めとした超一流の研究機関へ海外留学することができます。
皆さんの若いエネルギーで、未知のことばかりの医学を「世界を一歩でも前へ!」進めることを期待しています。
研修希望者やお問い合わせは、医会長 佐藤 賢:satoken@gunma-u.ac.jp / 電話:027-220-8127 までお気軽に連絡ください。
旧第一内科の研修システム
研修希望者やお問い合わせは、医会長 佐藤 賢:satoken@gunma-u.ac.jp / 電話:027-220-8127 までお気軽に連絡ください。
旧第一内科は日本内科学会認定教育施設です。
- 【基幹となる資格】
- 認定内科医(日本内科学会)
- 【スペシャリティ資格】
- 内科専門医(日本内科学会)
- 糖尿病専門医(日本糖尿病学会)
- 内分泌代謝科専門医(日本内分泌学会)
- 甲状腺専門医(日本甲状腺学会)
- 肥満専門医(日本肥満学会)
- 呼吸器専門医(日本呼吸器学会)
- アレルギー専門医(日本アレルギー学会)
- 感染症専門医(日本感染症学会)
- 気管支鏡専門医(日本呼吸器内視鏡学会)
- がん薬物療法専門医(日本臨床腫瘍学会)
- 消化器病専門医(日本消化器病学会)
- 消化器内視鏡専門医(日本消化器内視鏡学会)
- 肝臓専門医(日本肝臓学会)
- など